最近ではラテアート等で注目を集めているのがバリスタですが、バリスタになるためにはどうすれば良いのかというとこちらは以前お話したバーテンダーと似ています。
バリスタとして活動するために必要な資格はありません。
決して資格がなければ働く事が出来ないものではないのですが、バリスタとして活動する上で保持していると有利になる資格がいくつかあるのも事実です。
コーヒーマイスターやJBAバリスタライセンスがそれに当たります。
それらの資格を持っているとバリスタとして箔が付くのは事実ですが、決して必ず保持していなければバリスタとてして働く事が出来る訳ではありません。
バリスタへの道
ではバリスタとして働くためにはどのような手順が必要なのかと言えば、単純に言えば喫茶店で働く人なのですから、特に難しいものではありません。
それこそチェーン系のコーヒーショップの店員ではあっても広い意味ではバリスタになるのです。
ですからどのようなバリスタになりたいかによって働くべき場所が見えてきます。
ただコーヒーを煎れたいだけであればどのような喫茶店であっても出来るのですが、自分でいろいろとやってみたいのであればチェーン系列ではなく、個人で営業しているような喫茶店で働いた方が良い経験を得る事が出来るのは間違いありません。
ですが個人で経営している喫茶店はなかなか正規社員を募集しているような所がないのも事実です。
喫茶店は余程大きな場所でなければバリスタが一人いれば十分ですから、バリスタ以外はアルバイトで賄っているというケースが多いのです。
そのため、喫茶店はなかなか正社員を募集していませんから、バリスタとして経験を得るのは実は少々難しいのです。
喫茶店よりもコーヒーメーカーからバリスタになるのも一つの手です。
知識が必要
コーヒーメーカーであればやはりコ―ヒーに関していろいろな知識を求められますので、応えているうちにバリスタになるための能力も備わっていく事になります。
いずれにせよ大切なのはコーヒーの知識になるのですが、以前お話したバーテンダーとの最大の違いはお酒を求める人は長時間居座る事もありますし、バーテンダーのコミュニケーション能力のおかげで何杯も何杯もお酒を飲む事もあります。
ですが喫茶店はそうではありません。
喫茶店に訪れる人はそうそう何杯もコーヒーを飲みたいかというと、それは違います。
ともすると近年ではノマドウォーキングの存在もあり、喫茶店に長居して仕事を行うような人もいますし、個人店ともなると仕入れの部分でどうしてもチェーン系列の喫茶店には劣る部分があります。
利益を得るためには様々な工夫が求められるのもバリスタですので、仕事として行うとなるとなかなか簡単ではないのです。