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食品移動販売業者

食品移動販売

食品移動販売業者の仕事内容

食品移動販売業者というのは、屋台や改造したワゴンなどを使って移動しながら食品を販売する人のことです。
店舗を借りようと思うと保証金や家賃、内装費など莫大なお金がかかりますが、移動販売であれば少ない資金でも食品販売をスタートさせることができます。

食品移動販売には菓子パンやパッケージ入りスナックなどのように既に調理してある製品を販売するタイプと、クレープなどをその場で調理して販売するタイプの二つがあります。
食品移動販売業者は調理に関する知識とスキルばかりではなくて、車両を運転する、お客さまを呼び込むといったことを全て自分で行わなくてはなりません。

食品移動販売業者の魅力

食品を移動販売すると、売れる場所に自由に移動することができるので、コツさえ掴めば売上を伸ばすことができるのが食品移動販売業者の魅力です。
人の多く集まる繁華街に店舗を借りて飲食店を経営しようとすると経費がかなりかかってしまいますが、移動販売であれば少ない経費で利益を上げることができます。
土日だけ人が集まる場所で売上を上げたい場合、時間帯によって人通りが違ってくる場所などでは食品移動販売は有利と言えるでしょう。

食品移動販売業者になるために必要な資格やスキル

食品移動販売業者になるための専門の資格というのは特にありませんが、飲食店を開業するわけですから、食品衛生責任者の資格は必ず取得しておかなければなりません。
飲食店の開業に関しては食品衛生法に詳しいことが定められていますが、飲食店各施設に最低一人は食品衛生責任者がいなくてはなりません。

食品衛生責任者というのは、営業施設において食品衛生法違反が行われたり食中毒が発生しないために、衛生上の管理と運営を行うのが役割です。
食品衛生責任者の資格を得るためには、各都道府県で実施している食品衛生責任者養成講習会に参加して講習を受ける必要があります。
講習会を修了すると受講修了証(食品衛生責任者手帳)が発行されます。

養成講習会を運営している機関は都道府県によって異なりますが、例えば東京都の場合には一般社団法人東京都食品衛生協会が実施していますので、詳細は同協会のホームページで確認するのがおすすめです。
講習会は衛生法規が2時間、公衆衛生学が1時間、食品衛生学に関する講義が3時間の計6時間となっており、1日の日程です。
受講料は都道府県によって若干の差がありますが、1万円前後が目安です。

ちなみに栄養士や調理師・製菓衛生師、あるいは医師・獣医師・歯科医師などの特定の資格を持っている人は、講習を受けなくても食品衛生責任者になることができます。
また、食品衛生責任者と食品衛生管理者は異なる資格ですので、間違えないようにしましょう。