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飲食業界で働くからこそ「体力」づくりが重要

飲食店では働くなら体力は不可欠のスキル

飲食店は基本的に立ち仕事ですから、飲食店で長く働くためには体力が欠かせません。
ホールで働く場合は厨房とテーブルを頻繁に移動しますし、その際には料理や飲み物を乗せた重いトレイを運びます。
一日中、荷物を持って動き回っている状態です。

厨房もハードで、重い食材を運び、調理では鉄鍋やフライパンなどを動かし続けます。
しかも忙しい時間帯では、次々にお客様が訪れますから、猛スピードで作業をこなさなければいけません。
ハイペースで動き続ける肉体労働となりますから、体力がなければ長く続けるのは難しいでしょう。

運動不足の健康リスクがいっぱい!

コロナ禍以降、営業時間短縮や休業などの自粛営業を余儀なくされ、休む時間が増えた方も多いと思います。
外出自粛などで家にいる時間が増えると、どうしても運動不足になりがちです。
体力に自信がある飲食店スタッフでも、働く時間が減ったことにより、知らないうちに体力が減っているかもしれません。
また、営業時間が今まで通りであったとしても、体力作りを積極的に行わないと健康を守れないこともあります。

飲食店の仕事は多忙ですから、休日はぐったりとして、家でゴロゴロして過ごす人も多いのではないでしょうか。
しかし運動不足が続くと体力が衰えますし、健康面でもリスクが高まります。
体重が増えたり、生活習慣病を発症しやすくなったり、疲れがなかなか取れない、腰痛や肩こりに悩まされるなど、体調不良が現れやすいのです。

また、ストレスが解消されずうつ状態になりやすいのもデメリットです。
さらには、免疫力が低下して感染症のリスクも懸念されるのです。

体力をつけるための運動習慣を作るコツ

元気で働き続けるためには、疲れにくい体を作ることが大切です。
簡単なものでよいので、ちょっとした運動習慣を生活に取り入れましょう。
手軽にできるウォーキングやランニング、女性にはヨガも人気です。
このほかにもシャドーボクシングやダンス、ゴルフ、山登り、フットサルなど、楽しみながらできるスポーツがたくさんあります。
好きなものにチャレンジされてはいかがでしょうか。

また、YouTubeなどの動画を見ながら体操や筋トレをするのもおすすめです。
厚生労働省やスポーツ庁なども、3分程度の体操など手軽にできる運動の動画を公開しています。
日々体力を使う飲食店スタッフだからこそ、体力を衰えさせないための運動習慣は大切です。
運動をすることでストレスの蓄積を防ぎ、精神的にもタフになれます。

仕事の疲れも、ストレッチや体操などの軽い運動が取り除いてくれます。
筋肉がほぐれ、血行が良くなり、良質な眠りが得やすくなるからです。
簡単な運動を日々の生活に取り入れましょう。