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ホールをうまく回すコツ

混雑時にホールが滞る主な原因

ホールが滞る原因はいくつかありますが、主な原因は3つです。
1つ目は、仕事に慣れていないことです。
ホールが滞る悩みは新人の多くが経験しますが、仕事に慣れるまではスムーズに作業ができないのは仕方がないことです。

ホールの仕事は多忙です。
来店されたお客様を席に案内し、注文を取り、それを厨房に伝え、料理をテーブルに届け、会計をしテーブルの後片付けをします。
そのほかにも、さまざまな仕事があることでしょう。
そして、どのような仕事をしていても、常にホール全体に目配りをしてお客様への対応を第一にしなければいけません。
このようにマルチタスクをこなしていくので、慣れるまではスムーズに仕事が進められないことも多いのです。

2つ目は、ピーク時には目配りや気配りが行き届きにくいことです。
昼食時や夕食時などの忙しい時間帯は、お客様が殺到します。
お店の経営者は回転率を重視しますから、お客様の流れを滞らせないことが大切です。
しかし、目の前の仕事に意識をとらわれて、お客様への目配りが行き届かず、お客様のオーダーや会計などの合図に気がつかないこともあります。
そうなると他のスタッフがサポートに入らざるを得ず、ホールの流れが滞る原因になるのです。

3つ目は、マンパワー不足です。
そもそも人手が足りていない場合は、いくら頑張ってもホールは滞ることでしょう。
また、新人とベテランに同じ仕事をさせる、ベテランなのに担当業務が少ないなど、適材適所に人員が配置がされていない場合もホールの滞りの原因になります。

ホールでうまく立ち働くコツとは?

新人は少しでも早く店のルールを覚え、自分がするべき仕事を頭に入れることです。
教えられたことはメモに書いて何度も見返すなど、覚える努力をしましょう。
仕事の流れを把握することも大切で、自分がするべき仕事を書き出し、店内でどのように動けばいいかをイメージしましょう。
簡単な店内図を書いて、自分が作業する導線を矢印で書き込むと、イメージしやすくなります。

また、常に優先順位を意識して作業を進める習慣を付けてください。
ホールの仕事は一度に複数の作業が求められますが、最も優先されるのはお客様をお待たせしないことです。
お客様がイライラするのは、注文をなかなか聞きに来ないとき、注文した料理がいつまでたっても届かないとき、そして会計が遅いときの3点です。
この3点を優先順位の一位に位置づけて、素早く対応しましょう。

オーダーミスに気をつけて、厨房にしっかりとオーダーを届いたかを確認することも大切です。
しかし何よりも重要なのが、どんなに忙しくてもお客様への接客をきちんと行うことです。
忙しいときは笑顔を作ったり、お声がけをする余裕がないかもしれません。
しかし、笑顔も声かけもない接客は、「怒っている」ように見えます。

感じの悪い店だという印象を与えることがあるので、注意しなければいけません。
どんなに忙しくても、お客様が気持ちよく過ごせるように、ホスピタリティを忘れない接客を心掛けましょう。