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お客さんの印象をアップさせるスタッフの身だしなみ

身だしなみ

一番重要なのは清潔感

飲食店とは料理を提供する場所ですから、スタッフが求められるのは第一に「清潔感」です。
食材への異物混入で一番報告されているのは髪の毛となっているので、髪が長い人は必ず結ぶようにしましょう。
また、異物混入を防ぐために仕事の直前にブラシで髪をとかすというのも多くのお店で推奨されています。
直前にブラシでとくことによって、外見の清潔感だけではなく、そのとき抜けていながら他の髪にくっついていた髪を除去することができるからです。
これだけで見た目的にも本質的にも清潔感をアップすることができますので、スタッフルームなどに常に清潔なクシやブラシを置くようにしましょう。

また男性でしたら、ヒゲもお客さんからの印象を左右する大きなポイントとなってしまいます。
無精ヒゲなどはそれだけでマイナスの印象を与えてしまいますし、整えられたヒゲでも飲食店ではマイナスに感じてしまう人も少なくありません。
スタッフとして働く日は必ず剃り清潔感を意識した身だしなみにしましょう。

強い香りもスタッフはNG

料理を楽しむためには、味覚だけでなく嗅覚も重要になってきます。
提供する料理を楽しんでもらうために、タバコの臭いを避けようと全席禁煙にする飲食店も珍しくありません。
もちろん、スタッフから人工的な香りが強く漂うのもお客さんにとってはマイナスな印象になってしまいます。
好みやファッションの一環で香水などを使用するのは個人の自由ですが、スタッフとしてお店に立つ日は避けるようにしましょう。
中にはワックスなどの整髪剤、グロスなどの化粧品に香料が付けられたものもあります。
「近づかないと分からないレベル」とは言え、嗅覚に敏感なお客さんが来店する可能性もゼロではありませんので、無香料のものを使用するのが無難です。

また、夏になると制汗剤を使用する人も少なくありません。
汗の匂いがするのは清潔感の観点からNGですが、香りのキツい制汗剤もスタッフとしては避けたいところです。
可能であれば、お店がスタッフのために無香料の制汗剤や汗拭きシートなどをスタッフルームに常備するよう心がけましょう。

ユニフォームは常に清潔に

スタッフの着用するユニフォームはお店が用意するという飲食店も多くあります。
このユニフォームの配布が少ないと、お店に立つ時間が多いスタッフであればあるほど「洗濯が追いつかない」「よれてきてみすぼらしく見える」という問題が発生します。
スタッフには余裕を持って洗濯やクリーニングが行える枚数ユニフォームを用意し配布するようにしましょう。
お客さんに接するスタッフの見た目の印象がお店への印象に直結しますので、きちんとスタッフが清潔感を持って働ける環境作りを心がけましょう。