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クーポン配布の効果とは

クーポン

クーポーン券を戦略的に活用しよう!

クーポンの配布は、飲食店の集客方法としてポピュラーなサービスとなりました。

しかし、あまりにもポピュラーな方法であるがために、何となく使っているというお店も多いのではないでしょうか。
他のお店がクーポンを使っているから……、クーポンを付けないと集客力が弱いから……など、何となく雰囲気で使っていませんか?
お店によっては、値引きなどしたくてもできない……というお店もあるでしょう。

しかしせっかくクーポンを活用するなら、最大限に集客を伸ばすことを目的に、きちんと戦略を練って使うべきです。
何となく雰囲気で……というオーナーさんの場合、戦略を深く考えず使っているのではないでしょうか?
その結果、広告など販促物と関連性のないクーポンを連れているケースが多くみられます。

たとえばディナーの広告をしているのに、ランチ限定の割引クーポンをつけている……。
美味しそうなディナーだな、次のデートに利用しようか……とユーザーが思っても、付いているクーポンがランチなら、何だ、ランチならいらない……と購買意欲を失ってしまいます。
広告の内容と当てはめるクーポンを作成することが大切です。

また、あるメニュー限定のクーポンをつける場合も、そのメニューの紹介や写真をしっかりと掲載していないと、ユーザーには魅力が伝わりにくく、効果が低くなります。

このことからいえるのは、まず値引きありきではないということです。
まず、店の魅力、メニュー魅力などをしっかりと訴求して、お客様に興味をもってもらう。
そしてお店へ足を運ぶために、そっと背中を押してくれるのがクーポンであると考えるべきです。

効果的なクーポン券戦略とは?

では、どのようクーポンがお客様にとって魅力的なのでしょうか。
それはお店の状況によって異なるので一概にはいえませんが、まず考えるべきは、クーポンを利用したお客様がリピート将来性もらえる工夫をすることです。

例えば、自信をもって進められる看板メニューを、まずはクーポンで食べてもらう。
食べて美味しければ、お客様は次にクーポンがなくても、リピートしてくれるでしょう。

また、何種類者クーポンをつけて、1回2枚までのクーポンが使えるなど、大盤振る舞いするのも効果的です。
例えば8枚の別のメニューのクーポンを作って、1回に2枚使えるとすれば、4回足を運んでもらうことができます。
そして、メニューといっしょにビールや日本酒、ワインなどお酒を頼んでもらうことで、ある程度の粗利が期待できるのではないでしょうか。

クーポンを活用するなら、まずはお客様のニーズを探ることから始めましょう。
そのためには、今回作成したクーポンで、集客率はどのように上がったのか、売上はどうだったのか、お客様の反応はどうだったのかをしっかりと記録し、振り返り、次回へとつなげることが大切です。