食の安全に対する知識を習得できる資格

食品に記載されている「食品表示」を見て購入している人はどのくらいいるでしょうか。
食品表示とは、その食品はどんな地域で取れたどのような素材を使用し、添加物は何を含んでいるかということが表示されている所です。
野菜などそのまま売られているものではなく、包装されて販売されている食品には、食品衛生法という法律や、JASが規定する食品表示をつける義務があります。

食品表示についてはその商品によって表示形式が変わりますが、大まかにはその商品の名称と原材料名、容量、賞味期限や消費期限、保存方法、製造者などが記載されます。
原材料名の部分には食品添加物やアレルゲンなどの表示が義務付けられており、アレルゲンとなりやすい食材として定められている食品が使われている場合には、それを記入しなければなりません。

こうした食品表示は、原材料などについては理解できるものの、食品添加物についてはその専門的な知識がないと理解することが難しいです。
この添加物はどういう用途のために添加されているのか、安全性は問題ないのかなど、食にこだわりのある人や、小さいお子さんのいる人はとても気になるのではないでしょうか。
こうした食品表示への理解度を試すことができる資格として、「食品表示検定」という資格があります。

食品表示検定の受験について

食品表示検定には受験資格が特に設けられていないので、どなたでも受験することができます。
検定は初級から上級までの3段階で構成されていて、どの級からでも受けることが可能です。
ただし上級においては中級に合格している必要があります。

初級は食品表示に関する理解や食品の生産から流通までの知識を検定されるもので、食品表示についてあまり知識はないが、これから勉強していきたいという人向けです。
中級は初級の問題をさらにレベルアップした問題が出題され、こちらは食品表示に関わる仕事についている人に適しています。
上級は食品表示の仕事に責任者として携わっている人向けで、さらにレベルの高い問題構成となっています。

受験費用は、初級が4,900円、中級が8,200円、上級が20,600円です。
初級と中級はインターネットから申し込むと3%の割引が適用されますので、パソコンが不得意でない人はインターネットからの申し込みがお得。
受験勉強については、すでに仕事などで知識がある人は別として、協会で刊行している公式テキストがありますので、そちらを活用して学習を進めるとよいと思います。

実際に資格を習得した人は、仕事に関係ない人でも食品表示に関する理解が深まり、購入の不安がなくなったという声が多く聞かれる上に、仕事のスキルアップとして資格を習得した人の中には資格取得がきっかけで昇進したという人もいるようです。