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大学・専門学校講師

大学教授

大学や専門学校の講師は、小学校や中学校、更には高校教師とは異なり、公務員ではありません。
小学校から高校までの教師になりたいのであれば大学で教職過程に進み、単為を取得した上で公務員試験に合格し、さらには採用試験にも合格しなければなりません。
少子化も重なっているため、年々狭き門になっているのですが、専門学校や大学は違います。

専門学校にせよ大学にせよ、誰を講師に据えるのかは学校側が自由に決めているのです。
芸能人や著名人が大学の講師になっているケースになっているケースがまさにそれです。
そのような場合、有名人が公務員試験を受験して合格している訳ではありません。

学校の判断

その人の持っている才覚等を講義してもらう事で生徒のプラスになると学校側が判断したからこそ、講師として招き入れられているのです。
ですから業態に関してはかなり幅広いです。
学校に勤めている職員のケースもあれば、客員のケースもありますし、年間単位の契約で講師として教鞭を振るっているケースもあります。

ですから大学や専門学校の講師になる方法は多々あるのです。
学校を卒業し、そのまま母校の職員になっていずれは教鞭を取るようになったというケースもあれば、まったく違う業界に進んだものの、経験を買われて講師として招き入れられるケースもあるのです。
厳密な資格が必要とされている職業ではないからこそ、学校側の裁量次第ですから講師になりたいのであれば必要なのは才覚そのものはもちろんですが、学校側とのコネクションになります。

学校側としても講師を用意しなければ生徒に指導する事が出来ません。
ではその講師はどのようにして確保するのかといえばコネクションです。
コネというと何か悪いもののように思うかもしれませんが、コネクションは人脈です。

人脈は大切です

ビジネスシーンに於いても人脈はとても大切なものですから、学校側と何かしらのコネクションがなければ難しいものです。
他のお仕事のように求人情報誌等で講師を募集するような事はまずありません。
学校側の人脈から講師になれそうな人をピックアップして打診して了承してもらうケースが多いのです。
そのため、OBは打診しやすいからこそ講師になる可能性が高いのです。

ですが人を教える立場になるのですから生徒たちに対しての説得力とて求められるのも事実です。
そのためには、何かしら論文を残していたり、実績が必要になるのです。

著作等でもあればそれだけで説得力を生む事が出来ますが、そのようなアピール材料がない場合、学校側としても採用するのが難しいですから、講師になりたいのであればコネクションと説得力が求められるのです。
どちらかだけでは難しいですから、なかなか狭き門です。