フルーツについて詳しくなれる「フルーツ検定」
ビタミンやミネラルがたっぷりの色とりどりのフルーツは、見た目も美しく、産地や季節によってさまざまな果実を楽しむことができます。
現在では世界中のフルーツが流通しており、料理にもスイーツにも欠かせない食材です。
飲食店で働く人にとって、フルーツに関する知識は不可欠といえるでしょう。
フルーツ検定は、フルーツの栄養知識や旬の果実、おいしい商品の見分け方、適切な保存法、カッティング方法など、幅広い知識が身につく検定で、フルーツ検定実行委員会が主催している資格です。
初級に該当する「ベーシック」と、中~上級に該当する「プロフェッショナル」に分かれています。
フルーツの選び方やカッティング方法など実践に役立つ知識が身につく
一口にフルーツといっても、種類が多く、季節によって登場する種類もさまざまです。
フルーツ検定を取得すれば、旬の果物や、おいしい果物を見分けるコツ、美容や健康に関する情報など、フルーツ全般に関する知識が身につきます。
しかし、こちらの資格はプロ向けではなく、一般の人々を対象とした資格です。
このため、就職などで有利に働くといった効果はそれほど期待できません。
とはいえ、フルーツを使ったメニューの考案や、カッティング及び盛り付け、旬のフルーツの選び方などさまざまな知識が身につきますから、日々の仕事に役立てることはできます。
旬のフルーツを使ったメニューをお客様におすすめするときも、説得力が出ることでしょう。
もちろん、自分の健康維持のために、毎日の食卓にフルーツを取り入れるときの参考にもなります。
公私ともに役立つ資格としておすすめします。
また、合格すると合格認定証が贈られますし、有料になりますが合格認定カードも発行されます。
フルーツが好きなら誰でも受験OK!
フルーツ検定の受検に必要なスキルは、特にありません。
フルーツに興味がある人なら、誰でも受けることができます。
マークシート方式の選択問題となっていますから、フルーツに詳しい方であればそれほど難しい内容ではありません。
検定試験のための勉強は、専用の『フルーツ検定公式テキスト』が実業之日本社から1620円で販売されていますから、そちらを購入することをおすすめします。
試験ではフルーツの品種、各フルーツの栄養成分とその効能、生態的な特徴など、幅広い問題が出題されます。
しかし出題範囲はテキスト内容のみとなっていますから、テキストを読み込んで内容を理解していれば、回答できるようになっています。
フルーツに興味がある、仕事でフルーツを使ったメニューを取り扱うことが多いという方は、チャレンジされてはいかがでしょうか。