おうちで作るカフェメニューが人気
巷にはおいしくて見た目もかわいいスイーツを提供するおしゃれなカフェがたくさんあります。
それぞれの方が実務を積み、自信を持って訪れるお客様にデザートを提供していますが、より能力を高めたい人や、自分の技術がどの程度なのか知りたいという場合、「デザートクリエイター検定」という資格試験を受けている人もいるようです。
デザートクリエイター検定は、その名の通りデザートについての知識や技術を検定する資格。
デザートに関する資格はいくつか運営されていますが、こちらの検定はプロとしての実務経験が半年以上ある人や、運営母体が展開しているスクールや通信教育を受講している人など、すでにデザートの知識をある程度持っている人が受験する資格です。
また受験においてはデザートクリエイター検定の対策コースを受講した人のみ受けることができます。
受験資格と資格取得までの流れ
デザートクリエイター検定は3級から1級までの3段階で構成されていています。
受験資格は、前述した条件を満たしているほか、上級を受けるには前の級に合格している必要があるので、必ず最初は3級から受験しなければなりません。
3級はデザート制作において使用される材料についての知識や、メニュー開発に関する基礎知識などの問題が出題され、2級は3級のさらにレベルアップした問題に加え、フルーツについての知識に関する問題が出題されます。
1級は主にデザート開発やその提案についての問題で、よりプロ向けの内容です。
受験したいと思ったら、まずは資格を運営している「日本カフェプランナー協会」に連絡をして、資料請求することから始まります。
公式ホームページからも手続きができますが、直接協会に電話してもOKです。
協会の連絡先は公式ホームページに記載されています。
資料を読んで受験を決めたら、受験対策コースの受講を申込みます。
対策コースは順次行われていますが、検定試験との日程が合うよう余裕をもって申し込みましょう。
申し込み後、協会から願書などの必要書類が郵送されますので、記入して返送し、協会が所定の手続きをした上で対策コースの受講が始まります。
受講終了後、検定試験を1次、2次と受け、合否の通知が郵送で送られてくるという流れです。
合格率は7割以上とかなり高く、受験しやすい検定だと思われます。
受験までのステップがいくつかあるので大変ですが、受験対策コースでは試験内容はもちろん、今後の実践においても役立つ技術や知識をたくさん習得できますので、その後のデザート制作に役立つでしょう。
自分の腕をさらに磨きたい人や、制作はもちろん開発についての知識を身につけたいという人におすすめの資格です。