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新規オープン店 VS 老舗店 働くならどっち!?

働くならどっち

老舗店vs新規オープン店、どっちがいい?

飲食店の求人情報には、さまざまな店舗が募集を出していますが、これらを大きくカテゴライズすれば、長年営業を続けている老舗店舗と、これから新たにオープンする新規店舗とに分けることができます。

求人@飲食店.COMが実施したアンケート調査によると、老舗店舗で働きたい人は26.0%。
これに対して新規オープン店舗で働きたい人は74.0%と、圧倒的に新規オープン店が人気でした。

(参考記事)
飲食店の正社員志望者が働きたいお店は「小規模で大衆的なオープニング店」! – 飲食店.COM

しかし、長年にわたって人々から愛されてきた老舗店舗にも、大きな魅力があります。
今回は老舗店舗と新規オープン店舗、それぞれの魅力について考えてみましょう。

老舗店で働く魅力

老舗のお店と聞くと、接客マナーや上下関係が厳しいイメージが強く、二の足を踏む人もいます。
しかし、その逆に飲食業での成功を望む向上心のある人は、一流の老舗で一流の調理技術や接客マナーを身に付けたいと望むケースも多いのです。

飲食業界は、とても競争が激しい世界です。
新規オープンしても3年以上経営を続けるのは非常に困難といわれるこの業界で、10年以上経営を続けているお店は優良企業といえます。
このようなお店は、他店にない魅力があるからこそ、長年にわたって人々から愛されているのです。
その魅力は一流の料理、一流の接客マナー、店内のしつらえ、充実した社員教育制度など、お店によってさまざまでしょうが、そこで働く人にとって素晴らしい学びの場であることに違いありません。

老舗の一流店は来店される客層も一流の人が多く、一般の店以上のマナーや知識が求められます。
このようなスキルは、独学では学びにくいものですから、働きながらこれらのノウハウが学べるのは大きな魅力です。

高い評価を受けている一流店で働いているというやりがいが感じられるので、常に高いモチベーションで働けます。

大きくスキルアップしたいなら、老舗店で働いて、一流の技術を学んでみてはいかがでしょうか。

新規オープン店で働く魅力

新規オープン店の魅力は、同じスタートラインに立ったスタッフ同士がオープンという共通の目的に向かって努力するため、スタッフ同士の結束が固く、良好な人間関係が作りやすいことです。

また、新規店舗ですから最新設備の厨房や清潔な店内など、働きやすい環境が整っているのも魅力です。

オープン前には研修で必要なスキルをきちん指導してくれるので、安心してオープンに臨めるため、飲食店で働いたことがない人でも参加しやすいメリットもあります。

また、これから自分たちで店舗を盛り上げ、歴史を作っていくのだというやりがいが感じられるのも大きな魅力ですね。

老舗店舗の培われた歴史の魅力と、新規店舗のフレッシュな魅力、それぞれの良さを知った上で、自分に最適なお店を選びましょう。