日本茶は奥が深い

誰の淹れたお茶はおいしい、おいしくないと昔の人はよく言いますよね。
それだけお茶の入れ方は難しいということですし、お茶の葉によっても味がまったく変わってくるのは、それほど日本茶に詳しい人でなくても理解できると思います。
日本茶はビタミンが豊富で体によいことがたくさんありますので、意識的に飲むようにしているという人も多いです。
そんな日本茶に関する知識をより深めるための、「日本茶インストラクター」という資格があります。

「日本茶アドバイザー」を指導するための資格

日本茶インストラクターの資格は、「日本茶インストラクター協会」が運営しています。
こちらの資格は日本茶に関する正しい知識を持っているかどうかを検定するのはもちろん、同協会が運営している「日本茶アドバイザー」など、初級レベルの知識を持つ人を指導するためのノウハウが求められる資格です。
かといって、日本茶アドバイザーから受けなければならないというわけではなく、いきなりインストラクターの資格から受験できます。

民間資格では、検定試験を受験するために所定の講座を受けなければならないものも多いですが、日本茶インストラクターは受講必須の講座はありません。
自分で独学で勉強して受験することができます。
ただし、独学での勉強が負担という人は、日本茶インストラクター向けの通信講座を同協会が開講していますので、受講することでより効率よく日本茶について学べるでしょう。

試験内容は筆記と実技に分かれ、筆記では日本茶の歴史や茶葉の栽培方法、お茶の入れ方、その他の利用についてなど、実に幅広い範囲から出題されます。
実技試験はお茶の鑑定、いわゆるテイスティングと、実際にお茶を入れる試験になります。

日本茶インストラクターを受験している人、受験のポイント

日本茶インストラクターの資格を習得している人は、特にお茶関連の仕事はしていないけれど、お茶が好きで知識をもっと深めたいという人も多いです。
お茶業界に勤める人も多数受験していますが、仕事に就いている人が1発合格できず、趣味で受験している人が1回で合格していることもあるようですので、独学でもしっかり勉強すれば十分合格できると思われます。

お茶の販売店などでは、資格を習得したことでより知識がついて、お客様への案内もスムーズにできるようになったという声が多いです。
店で販売されているお茶の種類や味は熟知していても、細かい生産方法やおいしい淹れ方などを新たに学べた、という人もいます。お茶の乾燥などかなり奥深い問題が出題されますので、ある程度の勉強量は必要だと思われますが、取得することで得るものの大きい資格なのではないでしょうか。